工務店2代目のひとりごと
今から数年前、社長より「もうめんどうな事はお前にまかせた!好きなようにやれ」の一言により
2代目を襲名?。(普通こんなに簡単に譲るものなのか?)
建築を創ることは好きだけど、経営となるといろいろ大変で…

リフォーム
(2006/4/25)
風が強く、雨も降りだした夜8時頃、一本の電話が鳴りました。…

下屋が、突風で飛ばされそうとの事。
少し気が重たかったのですが、とにかく応急処置に出かけました。(あと数分早ければ事務所に2人ほど残っていたのにーっ)

現場に着き状況確認。 独立基礎の羽子板金物が腐って、柱が基礎より落ちていました。
なんとか元の位置に戻し、動かないように止め、明日出直して来ることにしました。(もう9時すぎ、お腹がすいた。やれやれ)

そこで、ご主人に呼び止められ、この家はあなたのお父さんに、三十数年前に建ててもらったものだと、当時のアルバムを見せ
られました。 そこには、今の私より若い父がいました。
ご主人は私に、建ててから一度も手を入れてないので、屋根と水周りのリフォームを頼むと告げました。
なんだか、新築の家を受注するより、すごく
うれしい気持ちになりました。





だけどさー、 しつこい営業はだめだけど、自分で建てた家なんだから三十数年も、ほったらかしにするなよなーおやじー。
ちゃんと引継ぎしてほしかったよなー、もう遅いけど。 


でも…ありがとう。自分がほめられるよりうれしかったよ。いい仕事してたじゃん。負けないように頑張るね。